WBC2023大会のドミニカ共和国代表のメンバーやスタメン&ローテ予想についてまとめました。
WBC2023のメンバー一覧
日本時間2/10に以下の30選手+指名投手枠6選手が発表されましたが、その後故障による辞退者が出てきている状況です。
投手陣
選手 | 投 | 所属 |
---|---|---|
先発 4名 | ||
サンディ・アルカンタラ | R | MIA |
クリスチャン・ハビエル | R | HOU |
ジョニー・クエト | R | MIA |
ロアンシー・コントレラス | R | PIT |
中継ぎ 10名 | ||
カミロ・ドバル | R | SF |
ヘクター・ネリス | R | HOU |
ラファエル・モンテロ | R | HOU |
ブライアン・アブレイユ | R | HOU |
ルイス・ガルシア | R | SD |
イーミ・ガルシア | R | TOR |
ディエゴ・カスティーヨ | R | SEA |
シーザー・バルデス | R | LAAm |
ハーリン・ガルシア | L | PIT |
ヘネシス・カブレラ | L | STL |
- 辞退選手
- ホセ・ルクラーク(RP/TEX) – 首の不調
- グレゴリー・ソト(RP/PHI) – 就労ビザの関係で調整不足
- 指名投手枠(大会途中に入れ替え可能)
- カルロス・エステベス(RP/LAA)
- エニエル・デロスサントス(RP/CLE)
- ジョエル・パヤンプス(RP/MIL)
- ロネル・ブランコ(RP/HOU)
先発投手陣
現役最高のイニングイーターであるアルカンタラがエースとして君臨し、百戦錬磨のベテラン・クエトとHOUのローテに定着したハビエルが後に続くというメンバー構成。
L.カスティーヨ(SEA)やF.バルデス(HOU)、セベリーノ(NYY)といった実力者が辞退となったため、当初より見劣りするローテとなってしまいましたが、何とか最低限のクオリティは保たれたのかなと見ています。
ブルペン陣
ネリスやモンテロといった抑え経験のある投手を揃え、さらには22シーズンに大きな飛躍を見せたドバルやアブレイユと活きの良い若手も擁している構成。
クラセ(CLE)やバウティスタ(BAL)辺りも呼べたらもっと厚みが出来たのにと少し残念な思いはありますが、バランスの良いブルペン陣は形成できると期待しています。
野手陣
選手 | 打 | 所属 |
---|---|---|
捕手 2名 | ||
ゲイリー・サンチェス | R | |
フランシスコ・メヒア | S | TB |
内野手 9名 | ||
ロビンソン・カノー | L | |
ジーン・セグラ | R | MIA |
ケーテル・マルテ | S | ARI |
マニー・マチャド | R | SD |
ラファエル・デバース | L | BOS |
ジェイマー・キャンデラリオ | S | WSH |
ウィリー・アダメス | R | MIL |
ワンダー・フランコ | S | TB |
ジェレミー・ペーニャ | R | HOU |
外野手 5名 | ||
フアン・ソト | L | SD |
テオスカー・ヘルナンデス | R | SEA |
エロイ・ヒメネス | R | CWS |
フリオ・ロドリゲス | R | SEA |
ネルソン・クルーズ | R | SD |
※ブラディミール・ゲレーロJr.(1B/TOR)は右膝の故障により辞退。準々決勝以降に合流の可能性も。
捕手陣
野手陣最大のウィークポイント。爆発力のある打撃を有し守備指標も改善傾向にあるサンチェスに期待したいのですが、ST目前にもかかわらず未だFAなのは気になるところです。
また、捕手が2人だけというのも不安なポイントになっています。
内野陣
3Bが渋滞となっている影響もあってか、残念ながらラミレス(CLE)はメンバー外となってしまいましたが、それを差し引いても豪華なメンバーが集まりました。
コーナーには打力に秀でたスラッガー、二遊間には攻守のバランスに優れた選手を配置する構成となっていますが、メインの2Bが決め手に欠くのは少し気になるところ。SSからの移動もあるのかなど、二遊間の選択には注目したいです。
※追記(ゲレーロJr.が辞退)
盲点でしたが、ゲレーロ以外に1Bの本職は見当たらないので、ゲレーロの離脱は意外と厄介な印象も受けます。
外野陣
ソト、テオヘル、ヒメネスとコーナーに強力なスラッガーがおり、CFには売り出し中のフリオとこちらも豪華なメンバー構成に。
クルーズは実質DHのみの起用となりそうですが、その代わりに内野のマルテが外野もカバーできるので外野5人体制も維持可能となっています。
スタメン&先発ローテの予想
スタメン予想
現状のベストオーダーを並べてみました。
順 | 守 | 選手 | 打 |
---|---|---|---|
1 | LF | ソト | L |
2 | CF | フリオ | R |
3 | 3B | マチャド | R |
4 | DH | デバース | L |
5 | RF | ヒメネス | R |
6 | 2B | フランコ | S |
7 | SS | ペーニャ | R |
8 | 1B | キャンデラリオ | S |
9 | C | サンチェス | R |
ソト、マチャド、デバースの3打者をどう並べるのか、伸び盛りのフリオ&ペーニャをどこに入れるのか、この2点が特に大きな注目ポイントとなるでしょう。
一方で、下位が右打者偏重になるのは少し気になるところ。フランコやマルテといったスイッチヒッターの使い所は、打線のバリエーションを考える上で見逃せないポイントとなるかもしれません。
※追記(ゲレーロJr.が辞退)
ゲレーロの離脱で1Bに誰が入るかが新たなポイントに。デバースの1B起用が可能なら打線の弱体化も最小限に止められるのですが、慣れも考慮し代替のキャンデラリオを起用なら少し見劣りする打線になってしまいます。
※追記(WBC開幕)
やはりデバースの1B起用はせず、キャンデラリオを起用。また、左右のバランスを意識したオーダーとなりましたが、その反動として当初の予想よりやや破壊力が劣る印象も受けます。
※追記(初戦の敗戦を受けて)
2戦目から打線を少し改造。ソトを1番に据える大胆なオーダーを組みました。
先発ローテ予想
日程(開催地) | 対戦カード | 予想先発 |
---|---|---|
3月11日(マイアミ) | ベネズエラ | アルカンタラ |
3月13日(マイアミ) | ニカラグア | ハビエル |
3月14日(マイアミ) | イスラエル | コントレラス |
3月15日(マイアミ) | プエルトリコ | クエト |
やはり軸はアルカンタラなので、初戦+準々決勝を任せる可能性が高いでしょうか。
山場となり得るプエルトリコや決勝ラウンドはハビエルとクエトに任せると思いますが、起用順に関しては対戦相手などによって変わってくると思います。
※追記
残念ながら、1次Rで敗退となってしまいました。