【ドラゴンズ】2024年オフの戦力外候補を予想

中日ドラゴンズ2024オフの戦力外候補を予想しました。

戦力外通告で挙がるかもしれない候補だけでなく、自由契約の可能性もある外国人やベテラン選手も同様に扱っています。

• 8/24時点での情報を基に予想
  ※ただし、年齢は11/30時点のもの
• 可能性は高 A＞B＞C 低の順
• Dは育成落ちによる自由契約の可能性あり

投手の戦力外候補

投手は先発タイプと中継ぎタイプに分けて見ていきます。

先発投手

メヒア

外国人投手としては物足りないものの、枚数的に頼らざるを得ないのが今季のローテ事情。しかし、修正が出来ていない現状や意外と故障が多いところを踏まえると、今季限りの可能性が日に日に高まっているように感じます。

福谷浩司

相変わらず2軍でのK-BB%は優秀も、1軍ではそれを再現できず。経験の浅いイニングイーターが多い編成を踏まえると、まだ活路を見出だせる気はしますが、1軍の先発としてはあまり期待できないのが現状です。

草加勝

昨年のドラ1とはいえ、TJ手術により来夏辺りまで投げられないので、一旦育成落ちになると思います。

中継ぎ投手

砂田毅樹

2軍でさえ目ぼしい成績を残せていない現状ではかなり厳しい立場に。また、岡田や近藤といった似たタイプの育成投手が優れた投球を見せているのも、立場を危うくしているでしょう。

田島慎二・福敬登

長年ブルペンを支えてきた功労者たちですが、別れの時も近付いています。特に、田島はあそこまで派手に燃えてしまうと、かなり危うい立場になってしまうでしょう。一方の福は怪しい2軍成績となっていましたが、1軍で少し持ち直しているため、安泰寄りだと見ています。

フェリス

こちらも外国人投手として物足りない状態。先発とは違いリリーフの補強は諸々のハードルが下がるので、メヒアより更に切りやすい存在に映ります。

森博人・福島章太

1軍での戦力化を中々果たせておらず、バッサリと行かれても仕方ない2投手となっています。森は1軍での実績、福島は年齢で生き残る可能性はありますが、枠をより空けたい場合は手を付けられ得る立場となるでしょう。

野手の戦力外候補

野手は捕手、内野手、外野手と、ポジション別に分けて見ていきます。

捕手

明確な戦力外候補が見当たらないポジションですが、敢えて挙げるとすれば宇佐見となるでしょうか。やはり捕手守備の不安定さが懸念され、キャッチングの修正等を考えなければ捕手失格の烙印も。左の代打or一塁の併用要員も兼ねて残る可能性の方が高いと見ていますが、球団が捕手の整理を迫られた時には微妙な立場となるかもしれません。

宇佐見以外の捕手にも物足りなさは当然抱きますが、現状では切れない理由の方が勝りそう。とは言え、捕手は大きなマイナスを吐き出すポジションとなっているので、テコ入れは必須。現時点ではどのような捕手整備を進めていくのか予想し切れない感じですが、ポジション構成のバランスを考えると、何らかの動きが必要となるでしょう。

内野手

中島宏之・ビシエド

中島に関しては言わずもがなとして、契約が終了するビシエドもかなり厳しい立場に。まだ活躍できる余地は感じる一方、チームの根本的な弱点を埋められる存在にはなり得ない印象もやはり受けてしまいます。

石垣雅海・樋口正修

外様組の奮起もあり、出番が少なくなっている2人。石垣に関しては守備を無難にこなせるものの、肝心の打撃が殻を破れておらず、徐々に危うい立場に近付いています。一方の樋口は年数的にキープが濃厚でしょうが、明確な武器を作れておらず、早期のクビもあり得なくはない話となっています。

カリステ・板山祐太郎・山本泰寛

ここまでの貢献を見ると、何れの選手も安泰に近い立場と言えるでしょう。本来なら真っ先に名前が挙がるかもしれない位置付けなので、一応挙げておきます。

ロドリゲス

ポテンシャルは誰もが認めるところですが、やはり1軍は時期尚早。育成から仕切り直してあげた方が、本人的にも編成的にも良いのではないでしょうか。

外野手

加藤翔平

度々いぶし銀な活躍を見せてきたベテランですが、年齢や現時点まで上に呼ばれていないことを踏まえると、退団は濃厚だと見ています。

ディカーソン

継続的な活躍は出来ていないものの、日本で活躍できる外国人打者としての方向性は良い線を行っている気も。とは言え、年齢や故障の多さを考えれば、1年限りでの退団の方が可能性は高いと予想します。

大島洋平

球団史に名を残すレベルの好打者も、やはり年齢には敵わない様子。戦力としては厳しさの方が勝ってきているものの、大島以下の選手もまだまだ目立つため、流石に今季で引退はないと予想していますが、果たして。

左打者の大整理

外野手の半分以上が左打ちですが、その大半が戦力になれておらず、人員整理は不可避な状況。ただ、最後のお試し的な起用で結果を残している選手も現れており、彼らの序列は最終盤まで目まぐるしく変わるかもしれません。

結局、上林も三好も川越も打撃の継続が今後の鍵。打ち続ければ残留が近付く単純な話となっています。また、後藤は守備力、濱は年数の浅さを理由に残留寄りかなと見ていますが、前述の3選手のアピール次第では立場が入れ替わる可能性も当然出てくるでしょう。