【ドラゴンズ】ドラフト2021の指名候補と予想

今回は、ドラゴンズドラフト2021予想をまとめました。

オフの補強が全く期待できないドラゴンズなので、頼みの綱はドラフトだけといった状況です。

だからこそ、せめてそのドラフトだけでも明るい話題が多くなれば良いなと淡い期待を抱きながら、今年のドラフト候補や予想について紹介していきます。

ドラゴンズのドラフト1位候補【2021】

まずはドラフト1位候補の紹介から!
(※ここで言う1位候補とは最初に指名する可能性のある候補を指しており、外れ1位までは含んでいません。)

ドラフト1位候補
選手 守備 所属
正木智也 外野手 慶應義塾大学
ブライト健太 外野手 上武大学
佐藤隼輔 左投手 筑波大学
隅田知一郎 左投手 西日本工業大学
小園健太 右投手 市立和歌山

今年のドラフトは目玉選手が少なく1位から中々候補が絞り込めない状況ですが、個人的にはこの6選手が有力候補かなと睨んでいます。

野手なら正木かブライト

ドラゴンズの補強ポイントは投手より野手なので、やはり1位は野手で行くべきとの声が多いでしょう。そうなると候補に挙がるのは正木とブライト、2人の大学生スラッガーとなります。

正木智也
高校、大学と実績を残し続けているスラッガー。一発を打てる長打力を有しながら出塁率も高いのが大きな魅力で、打撃面だけなら1年目から期待できるかもしれません。一方で、守備面が大きな弱点となっており、ポジションは一塁orレフトが濃厚です。

ブライト健太
6月に行われた大学選手権で隅田からHRを放つなど大暴れし評価が急上昇。長打力だけでなく走力があるのも魅力的で、ポジションは主にライト、将来的にはセンターも出来るかも。ただ、活躍しだしたのは今年からと実績が少なくまだ線も細いことから、1年目からの大活躍はあまり期待できないと思います。

投手なら佐藤隼か隅田

いや、投手もまだまだ不安だと考えるのであれば、佐藤と隅田の大学生左腕コンビが筆頭候補となるでしょう。

佐藤隼輔
元々は今ドラフトの超目玉候補と高評価されていた投手ですが、今年は不調に陥っており秋季リーグの開幕戦では脇腹を痛めるアクシデントも発生。あまり練習できていないみたいなのは不安材料ですが、健康であれば間違いなく今ドラフトNo.1投手です。

隅田知一郎
6月に行われた大学選手権で好投を披露し評価が急上昇しており、無名校ながらドラ1候補にまで上り詰めています。選手権以降の登板でも奪三振ショーを披露するなど快投を見せており、課題だった制球力も改善傾向に。欠点は所属リーグのレベルが低いことぐらいでしょうか。

小園健の評価もかなり高い

現状のチームを見ればドラフト1位は即戦力重視で行くのがセオリーであり、高校生という選択肢は正直あり得ないと思います。がしかし、スカウト陣は高校生右腕である小園にもかなりの高評価を付けており、小園が1位という可能性もまだ残っていそうです。

9/27のスカウト会議ではドラ1候補を10人くらいに絞る

自分が予想した選手以外にもまだ残っている候補がいるようです。報道にあった候補では野手の第3の選択肢として鵜飼(駒澤大)、小園と同じ高校生右腕である森木(高知)風間(明桜)が挙がっています。また、残り1候補については明らかにされていませんが、個人的な予想としては黒原(関学大)、山田(JR東)、森(三菱重工W)といった即戦力左腕候補が残っていると思います。

投手の指名候補

即戦力投手の候補は左投と右投に分けて紹介。また、高校生投手については地元枠の右腕を少し紹介しています。

即戦力左腕の候補

先発とリリーフ、どちらも必要なので、出来れば複数の指名を狙って欲しいところ。

即戦力左腕
選手 所属
山下輝 法政大学
黒原拓未 関西学院大学
鈴木勇斗 創価大学
桐敷拓馬 新潟医療福祉大学
伊藤稜 中京大学
山田龍聖 JR東日本
森翔平 三菱重工West
石森大誠 火の国(独立L)

佐藤や隅田には劣りますが、彼ら以外にも粒揃いとなっています。

その中でも特に注目なのが山田龍聖です。高校時代から有名な投手で過去には竜のスカウトが絶対に欲しいと評価したこともあるパワーピッチャー。社会人入社直後は少し伸び悩みも見られていましたが、今年に入ってからまた成長を見せており、ひょっとしたらドラフト1位12人に入るかもという段階まで評価が挙がってきています。

また、CBC若狭アナウンサーの取材によると黒原拓未森翔平にも高評価を付けているようです。

即戦力右腕の候補

先発タイプはあまり必要ないですが、即戦力になり得るリリーフタイプは最低1人指名しておきたいところ。

即戦力右腕
選手 所属
北山亘基 京都産業大学
椋木蓮 東北福祉大学
赤星優志 日本大学
森田晃介 慶應義塾大学
岡留英貴 亜細亜大学
翁田大勢 関西国際大学
廣畑敦也 三菱自動車倉敷オーシャンズ
八木玲於 Honda鈴鹿
八木彬 三菱重工West
柴田大地 日本通運
大江克哉 NTT西日本

左腕とは違い1位候補は見当たりませんが、外れ1位などの上位候補には当然何投手かの名前が挙がってきます。その中でも個人的にドラゴンズ好みだと感じるのは北山椋木の2投手です。

北山亘基
高スピンの速球が武器の先発で、リリーフ適性がありそうなのも魅力的。また、頭脳派ということで一部の投手とも話が合いそうかなと勝手に思ったりもしています。

椋木蓮
サイド気味のスリークォーター右腕で、最速154kmの速球を武器に奪三振の山を築きます。故障歴や先発に不向きな点は不安材料となりますが、素材は一級品です。

高校生右腕の地元枠候補

高校生投手は最悪指名0もあり得るでしょう。ただ、今年は愛知の名門校に楽しみな右腕が揃っているので、地元枠の投手を全スルーはあまりして欲しくないかな。

名電の田村は野手の方が評価が高いので、下記の高校生スラッガーの方に入れてあります。

高校生右腕(地元枠)
選手 所属
畔柳亨丞 中京大中京
寺嶋大希 愛工大名電
竹山日向 享栄
菊田翔友 享栄

一時は1位候補として名前が挙がっていた畔柳ですが、選抜以降状態の悪さが目立つので少し評価を落としています。ドラゴンズ的には上位で指名できる余裕はないので、中位以降で残っていたら指名のチャンスがあるかなといったところでしょうか。

野手の指名候補

即戦力は外野と内野に、高校生はスラッガーと素材型の捕手に分けて紹介します。

即戦力外野手の候補

ドラゴンズの1番の補強ポイント。正木orブライトと併せて複数選手の指名があっても良いポジションでしょう。

即戦力外野手
選手 所属
鵜飼航丞 駒澤大学
梶原昂希 神奈川大学
山城響 富士大学
福元悠真 大阪商業大学
中村健人 トヨタ自動車
猪田和希 JFE東日本
向山基生 NTT東日本
久保田拓真 関西大学
安田悠馬 愛知大学

鵜飼梶原は確実性には欠けますが、ロマンに溢れている打者です。特に鵜飼は中京大中京出身と地元枠でもあるので1位候補に残っているようですが、流石に上位指名はリスキーだと思います。

また、可能性は低いと思いますが、久保田安田といった強打の捕手をプロ入り後の外野コンバートを視野に入れて指名するという策もあるようです。

即戦力二遊間の候補

外野ほどでは無いにしろ補強が必要なポジションなのですが……。

即戦力二遊間
選手 所属
野口智哉 関西大学
池田来翔 国士舘大学
中山誠吾 白鷗大学
水野達稀 JR四国
中川智裕 セガサミー
和田佳大 トヨタ自動車
上川畑大悟 NTT東日本

上位指名されそうなのは水野野口ぐらいと外野陣以上に人材難が深刻な状況で、絶対に欲しいという候補は正直見当たりません。

また、上記の外野手候補でリストアップした山城が二塁手の経験もあるユーティリティープレイヤーなので、外野補強にも繋がる彼を指名した方がメリットは大きいかなと思います。

高校生スラッガーの候補

他球団と比べても明らかに若いスラッガーが少ないので、どんどん指名して欲しいポジション。

高校生スラッガー
選手 守備 所属
阪口樂 一塁 岐阜第一
田村俊介 一塁 愛工大名電
吉野創士 外野 昌平
前川右京 外野 智辯学園
前田銀治 外野 三島南
池田陵真 外野 大阪桐蔭
代木大和 外野 明徳義塾

阪口、田村、前川(三重出身)と地元に縁のあるスラッガーが揃っているので、この3打者のうち最低1人は指名して欲しいと願っているファンの方も多いと思います。ただ、ドラゴンズのチーム事情を考えた時には吉野や前田の方が補強ポイントにマッチしていると思うので、どちらを優先すべきかかなり悩みそうです。

素材型捕手の候補

ドラゴンズの中で唯一補強を焦る必要がないポジションです。ただ、一部の捕手を本格的にコンバートさせるのであれば、頭数はしっかり確保しておくべきでしょう。

素材型捕手
選手 所属
松川虎生 市立和歌山
髙木翔斗 県岐阜商
中川勇斗 京都国際
東出直也 小松大谷

松川以外は上位で指名される可能性は低そうなので、下位や育成でも狙える候補となっています。ドラゴンズジュニア出身でもある髙木が下位で残っていたらぜひ指名して欲しいなと個人的に期待しています。

以下の記事では今ドラフトの注目候補を簡単に紹介しています。今記事で紹介していない選手もいるので是非こちらもご覧下さい!

ドラゴンズのドラフト予想【2021】

最後に自分のドラフト予想で終えたいと思います。

竜のドラフト予想【2021】
順位 選手 守備
1位 佐藤隼輔 左投手
2位 ブライト健太 外野手
3位 北山亘基 右投手
4位 野口智哉 遊撃手
5位 前田銀治 外野手
6位 向山基生 外野手
育成1位 中川勇斗 捕手
育成2位 寺嶋大希 右投手
育成3位 福元悠真 外野手

この予想では即戦力候補の野手だけでなく即戦力投手やロマン枠、地元枠も押さえているので中々バランスの良い指名だと自画自賛したいところですが、所詮理想は理想でしかないといったところでしょうか。ただ、チームが低迷している最中なので、これぐらい上手いドラフト指名を見て偶には明るい気持ちになりたいと願っても罰は当たりませんよね。

以下の記事では12球団のドラフト1位を予想しています。

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