【ドラゴンズ】2024年オフの戦力外候補を予想

中日ドラゴンズ2024オフの戦力外候補を予想しました。

戦力外通告で挙がるかもしれない候補だけでなく、自由契約の可能性もある外国人やベテラン選手も同様に扱っています。

  • 年齢は11/30時点のもの
  • 可能性は高 ABC 低の順
  • Dは育成落ちによる自由契約の可能性あり

※退団が確定した選手は「【プロ野球】2024-2025オフの移籍情報」にまとめてあります!

投手の戦力外候補

投手は先発タイプと中継ぎタイプに分けて見ていきます。

先発投手

先発の戦力外候補
選手 年齢 可能性
メヒア 27歳 B
上田洸太朗 22歳 B
石森大誠 26歳 B
福谷浩司 33歳 C
草加勝 23歳 D

メヒア

外国人投手としては物足りないものの、枚数的に頼らざるを得なかったのが今季のローテ事情。修正が出来ていない現状や意外に故障が多いところを踏まえると、今季限りの可能性が日に日に高まっています。

上田洸太朗

年齢的に安泰と見ていましたが、最近の扱いには少し気になるところも。サイレント離脱も多くここ数年は伸び悩んでいるため、いきなりの戦力外はなくとも、育成落ちの可能性は割とあり得る気もします。

石森大誠

まさかの先発転向からの好投を見せた時には、今後の秘密兵器になるかもと期待しましたが、やはり制球面が課題に。ここまで引き上げてきたので、もう少し様子を見たいところですが、育成落ちは検討されるかもしれません。

草加勝

春にトミー・ジョン手術を受けたことにより、来夏辺りまで本格的に投げられず。昨年のドラ1とはいえ、一旦育成落ちになる可能性が高いと思います。

中継ぎ投手

中継ぎの戦力外候補
選手 年齢 可能性
田島慎二 34歳 引退
砂田毅樹 29歳 引退
フェリス 31歳 B
福敬登 32歳 B
福島章太 22歳 B
梅野雄吾 25歳 B
森博人 26歳 B
岩嵜翔 35歳 B

フェリス

こちらも外国人投手として物足りない状態。先発とは違いリリーフの補強は諸々のハードルが下がるので、メヒアより更に入れ替えやすい存在に映ります。

福敬登・福島章太・森博人

田島と同じく近年の功労者である福も微妙な立場に。1軍では割と良い投球を見せていた一方、2軍では精彩を欠く投球も目立ちつつあります。また、福島と森は年齢で生き残る可能性があると見ていますが、1軍での戦力化を中々果たせていないのは問題。生え抜きとはいえ、3投手とも枠を更に空けたい場合は、手を付けられる立場にあるでしょう。

梅野雄吾・岩嵜翔

砂田以外にも怪しい外様組が、チラホラと見受けられます。梅野は便利屋としてまだ期待できると思うのですが、2軍でもすんなりと終わらない投球が増えてきたのは気になるところ。一方、岩嵜翔はハマった時の投球は良いのですが、それが継続的に見られず。上記の生え抜きたちと同様に、枠を空けたい場合は名前が挙がるかもしれません。

野手の戦力外候補

野手は捕手、内野手、外野手と、ポジション別に分けて見ていきます。

捕手

捕手の戦力外候補
選手 年齢 可能性
味谷大誠 21歳 C
宇佐見真吾 31歳 C
加藤匠馬 32歳 C

明確な戦力外候補が見当たらないものの、捕手は大きなマイナスを吐き出すポジションのため、テコ入れは必須。何れの捕手にも物足りなさを抱く一方、切れない理由も見受けられるため、人員整理が難航しそうな予感もします。ポジション構成のバランスを考えると、何らかの動きが必要だと思いますが、果たしてどういった決断を下すでしょうか。

内野手

内野手の戦力外候補
選手 年齢 可能性
中島宏之 42歳 確定
ビシエド 35歳 A
石垣雅海 26歳 B
樋口正修 26歳 B
カリステ 32歳 C
板山祐太郎 30歳 C
山本泰寛 31歳 C
ロドリゲス 22歳 D

ビシエド

中島に続き、契約が終了するビシエドもかなり厳しい立場に。まだ活躍できる余地は感じる一方、チームの根本的な弱点を埋められる存在にはなり得ない印象もやはり受けてしまいます。

石垣雅海・樋口正修

外様組の奮起もあり、出番が少なくなっている2人。石垣に関しては守備を無難にこなせるものの、肝心の打撃が殻を破れておらず、徐々に危うい立場に近付いています。一方の樋口は年数的にキープ寄りでしょうが、明確な武器を作れておらず、早期のクビもあり得なくはない立場となっています。

ロドリゲス

ポテンシャルは誰もが認めるところですが、やはり1軍は時期尚早。育成から仕切り直してあげた方が、本人的にも編成的にも良いのではないでしょうか。

外野手

外野手の戦力外候補
選手 年齢 可能性
加藤翔平 33歳 引退
ディカーソン 34歳 A
三好大倫 27歳 B
上林誠知 29歳 B
川越誠司 31歳 B
後藤駿太 31歳 B
大島洋平 39歳 B
濱将乃介 24歳 C

ディカーソン

継続的な活躍は出来ていないものの、日本で活躍できる外国人打者としての方向性は良い線を行っている気も。しかし、年齢や故障の多さを考えれば、1年限りでの退団の方が可能性は高いと予想します。

大島洋平

球団史に名を残すレベルの好打者も、やはり年齢には敵わない様子。また、シーズン終盤に故障以外で抹消されたのも気になります。流石に今季で引退はないと予想していましたが、少しずつ扱いも変わってきているように感じます。

左打者の大整理

外野手の半分以上が左打ちですが、その大半が戦力になれておらず、人員整理は不可避な状況。ただ、最後のお試し的な起用で結果を残している選手も現れており、彼らの序列は最終盤まで目まぐるしく変わるかもしれません。

結局、三好上林川越も打撃の継続が今後の鍵。打ち続ければ残留が近付く単純な話となっています。また、後藤は守備力、は年数の浅さを理由に残留寄りかなと見ていますが、前述の3選手のアピール次第では立場が入れ替わる可能性も当然出てくるでしょう。

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