中日ドラゴンズ2022オフの戦力外通告を予想しました。
- 可能性は高 A>B>C 低の3段階で予想
- 可能性Dは育成落ちのため自由契約があるかも
先発投手の戦力外候補
選手 | 投 | 可能性 |
---|---|---|
タバーレス | 右 | A |
福谷浩司 | 右 | B |
笠原祥太郎 | 左 | B |
岡野祐一郎 | 右 | B |
鈴木博志 | 右 | C |
梅津晃大 | 右 | D |
1軍では谷間も厳しい投手が多いため、新たな血が必須な状況。ただ、2軍のイニングイーターとして一定数は確保する必要があるので、大量に戦力外という訳にはいきません。
タバーレス
ローテの救世主として緊急補強されたタバーレスですが、結果を残せず。そこまで期待度が高い助っ人ではなかったので、今季限りでという可能性が高いでしょうか。
福谷浩司・笠原祥太郎・岡野祐一郎
1軍で複数回のチャンスを得た投手たちではありますが、そこで結果を残せず。福谷は実績、笠原は左腕、岡野は年齢を考えるともう少し様子見の可能性もあると思いますが、1軍の戦力としては厳しいのが現状でしょうか。
梅津晃大
3月にトミージョン手術を受けたため、今オフに一旦育成となる可能性も。ただ、20年4月に同手術を受けた田島はそのまま支配下枠だったので、梅津も同様の可能性が高いかなとは思います。
中継ぎ投手の戦力外候補
選手 | 投 | 可能性 |
---|---|---|
マルク | 右 | B |
佐藤優 | 右 | B |
岡田俊哉 | 左 | B |
近藤廉 | 左 | C |
田島慎二 | 右 | C |
岩嵜翔 | 右 | D |
垣越建伸 | 左 | D |
加藤翼 | 右 | D |
1軍での勝ちパターンは安定していましたが、2軍からの供給が乏しかったので量に苦しんだ今季のブルペン陣。先発陣と同様に血の入れ替えが必須な状況となっています。
マルク・佐藤優
2軍の投手が足りない時には毎日のように奮投を見せてくれた両投手ですが、ともに1軍では結果を残せず。順番的に彼らの名前が挙がってしまう可能性も高いかなと思います。
岡田俊哉
今季は先発再挑戦だったのですが、結果を残せず中継ぎに降格。そして、そのリリーフでも不安定さを露呈する登板がポツポツといった具合。貴重なリリーフ左腕であることから残る可能性がマルクや佐藤より僅かに高いかなという印象は受けますが、相当厳しい立ち位置となっています。
近藤廉
左腕や年齢を考慮すると上記のリリーバーたちよりは可能性が低いですが、安泰な立ち位置ではないと思います。春に好調からのその後は故障などでさっぱりというのが2年連続続いているので、一度支配下から外れるといった動きもあるかもしれません。
岩嵜翔
オープン戦で痛めた右前腕の回復状況が思わしくなく9/26にTJ手術を受けることに。リハビリに約1年を費やすことから登板できるのは早くても来季の最終盤でしょうか。来季1年間ほぼ投げられない可能性が高い投手をわざわざ支配下でキープしておく理由がないので、一旦育成に切り替えるべきだと思います。
垣越建伸・加藤翼
垣越は再び離脱中、加藤は戦力化にまだ時間がかかる状況のため、育成となる可能性も。竹内や福島など既存の育成投手との比較で判断されると思います。
捕手の戦力外候補
選手 | 打 | 可能性 |
---|---|---|
山下斐紹 | 左 | B |
大野奨太 | 右 | B |
桂依央利 | 右 | C |
味谷大誠 | 左 | D |
コンバートや他ポジと兼用している捕手もおり数の確保は必須なポジション。基本的には全員残留だと予想していますが、ドラフト次第でしょうか。
山下斐紹・大野奨太
真っ先に名前が挙がるのは山下か大野奨の2捕手でしょうか。山下は左打ちのスラッガー、大野は経験の豊富さとそれぞれ武器となるオプションを有しており、決断を迫られた場合にはどちらを選択するのか気になります。
内野の戦力外候補
選手 | 打 | 可能性 |
---|---|---|
堂上直倫 | 右 | B |
ルーク・ワカマツ | 左 | C |
溝脇隼人 | 左 | C |
三ツ俣大樹 | 右 | C |
石垣雅海 | 右 | C |
星野真生 | 右 | D |
2軍で人員不足に陥った時期もあるので、1人戦力外or全員残留と予想。ただ、捕手と同様にドラフト次第で状況が変わる可能性もあると思います。
堂上直倫
守備面での衰えが隠せず、大幅にバリューダウン。その分打撃で継続的なプラスを作れるようにならなければ、かなり厳しい立ち位置になると思います。
ルーク・ワカマツ
外国人野手が支配下に5人もいるのは流石に多いので、人員整理を行う可能性も。その場合、真っ先に挙がるのはルークでしょうか。外国人野手の中で唯一二遊間を守れるのは少し魅力的ですが、伸び代などを考えると一歩後ろの位置づけに。折角昇格できたものの、もう一度育成からという可能性もあるかもしれません。
溝脇隼人・三ツ俣大樹
印象的な働きも見せているので疑問を抱く方もいるかもしれませんが、トータルの数字を見るとまだまだ物足りない2選手。また、両選手とも堅守タイプの印象を受けますが、実際はそんなに守備が上手くないのも物足りなさを感じる大きな要因です。ドラフトの動き次第ではバッサリといった可能性も否定できないでしょう。
星野真生・(味谷大誠)
岡林らが1年目から下で躍動しているのをここ数年見てきているので、彼らと比べると見劣りしてしまう両選手。戦力化まで時間がかかりそうなので、一旦育成にという可能性もあるでしょう。ただ、捕手は緊急時に備える必要があるので、もし育成落ちとなれば星野の方が可能性が高いかなと予想しています。
外野の戦力外候補
選手 | 打 | 可能性 |
---|---|---|
福留孝介 | 左 | 引退 |
平田良介 | 右 | 構想外 |
渡辺勝 | 左 | B |
伊藤康祐 | 右 | B |
滝野要 | 左 | C |
加藤翔平 | 両 | C |
後藤駿太 | 左 | C |
昨年のドラフトで3選手指名し他ポジからのコンバート組も多いので、野手の中では1番整理されるポジションに。また、今オフから始まる現役ドラフトもここから選ばれる可能性が高いと予想しています
福留孝介
引退濃厚だと分かってはいましたが、いざ正式にとなると寂しいですね。出来れば今後はコーチなどをやってくれたらと、ファンとしては期待しています。
平田良介
構想外により退団へ。確かに肝心の打撃成績は低調でしたが、まだ動けることや功労者であることを考慮しもう1年様子を見るかなと予想していました。がしかし、近年のドラゴンズでは珍しく早期の見切りを付けたようです。
渡辺勝
他の外野手と比べると長所が見えにくい選手。折角得た1軍のチャンスでも酷い三振を見せていたので、立場はかなり危うくなっていると思います。
伊藤康祐
本来なら年齢的にまだ大丈夫かなと思っていた伊藤の名も挙がってしまいそう。他の外野手が1軍では明確な役割を与えられているのに対し、伊藤に関しては1軍で使える武器をまだ見出せておらず定着にも至っていない状況。昨年のドラフトで同年代の外野手が3人加わったこともあり、意外と危うい立ち位置かなと思います。
戦力外選手の予想
- タバーレス
- マルク
- 福留孝介 (引退を発表)
- 平田良介 (退団との報道)
- 渡辺勝
- 岩嵜翔 ※育成落ち
- 近藤廉 ※育成落ち
- 垣越建伸 ※育成落ち
- 加藤翼 ※育成落ち
- ルーク・ワカマツ ※育成落ち
オフの補強はドラフトで最低6選手指名+外国人投手を1枚と予想しているので、最低でも7枠支配下を空ける必要があります。また、育成選手の昇格やイレギュラー要素も考慮すると、実際にはもう数枠の空きが必要となるでしょう。
今季は投打ともに2軍で人員不足に陥る時期も多く1軍への供給にも苦労したので、育成をフル活用しての人員確保が必須。よって、育成再契約の選手が多数出ると予想しており、純粋な退団選手は例年より少なくなるのではと予想しています。