今回は、中日ドラゴンズ2022の開幕メンバー予想と戦力分析をまとめました!
※太字は新加入、赤字は左打or左投を表しています。
野手陣の開幕メンバー予想
スタメンの予想とデプスチャートを作成。
スタメンの予想
打順 | 守備 | 選手 | 2021年の成績 |
---|---|---|---|
1 | CF | 大島洋平 | 596打席 1HR 60三振 .292/.345/.350 |
2 | RF | 岡林勇希 | 62打席 0HR 13三振 .254/.262/.322 |
3 | LF | 福留孝介 | 216打席 4HR 56三振 .218/.301/.342 |
4 | 1B | ビシエド | 526打席 17HR 56三振 .275/.333/.433 |
5 | C | 木下拓哉 | 393打席 11HR 58三振 .270/.336/.412 |
6 | 2B | 阿部寿樹 | 240打席 5HR 36三振 .209/.271/.326 |
7 | 3B | 石川昂弥 | 1軍出場なし |
8 | SS | 京田陽太 | 448打席 3HR 75三振 .257/.302/.315 |
追記(3/23)
周平が故障で離脱のため、二塁は阿部に。
デプスチャート
守備 | レギュラー | 控え① | 控え② |
---|---|---|---|
C | 木下拓哉 | 桂依央利 | 大野奨太 |
1B | ビシエド | 阿部寿樹 | 福田永将 |
2B | 高橋周平 | 阿部寿樹 | 石川昂弥 |
3B | 石川昂弥 | 高橋周平 | 堂上直倫 |
SS | 京田陽太 | 堂上直倫 | 三ツ俣大樹 |
LF | 鵜飼航丞 | 阿部寿樹 | 平田良介 |
CF | 大島洋平 | 根尾昂 | 三好大倫 |
RF | 岡林勇希 | 根尾昂 | 鵜飼航丞 |
野手陣の総括
今季も厳しい攻撃陣と言わざるを得ないのが現状ですが、昨季よりはマシと評価できる点も。
残念ながら今オフも補強は機能していませんが、若手の成長や戦力の最適化などの上がり目もいくつか挙げられるのは昨季との大きな違いです。
実績が乏しい選手が多く現時点では計算が全く立たないのでどうしても下馬評は低くなりがちですが、それを覆せる可能性は一応あるよというのは1つ強調しておきたいと思います。
投手陣の開幕メンバー予想
先発陣とリリーフ陣に分けて予想&分析。
先発ローテーション
選手 | ERA | IP | BB | SO | WHIP | |
---|---|---|---|---|---|---|
開 幕 |
大野雄大 | 2.95 | 143.1 | 26 | 118 | 1.03 |
勝野昌慶 | 3.74 | 91.1 | 31 | 67 | 1.35 | |
柳裕也 | 2.20 | 172 | 41 | 168 | 1.01 | |
第 2 |
小笠原慎之介 | 3.64 | 143.1 | 51 | 115 | 1.34 |
髙橋宏斗 | 1軍出場なし | |||||
松葉貴大 | 3.20 | 76 | 15 | 41 | 1.17 | |
控 え |
福谷浩司 | 4.53 | 103.1 | 17 | 73 | 1.25 |
岡野祐一郎 | 9.00 | 8 | 2 | 3 | 1.88 | |
岡田俊哉 | 4.86 | 16.2 | 6 | 10 | 1.74 |
先発陣の総括
大野と柳の二枚看板は強力で、小笠原次第では三枚看板となる可能性も。
ただ、問題は4番手以降。福谷は故障や不調に陥ることも多く、松葉はバンテリンドーム専用機、そして他の先発は制球面が大きな課題と中々決め手に欠く面々。彼らの中から4人目、5人目と出てこれば投手王国復活と大きな声で宣言できるのですが、現状はまだまだといったところ。
柱たちが健康ならローテ候補はそれなりにいるので、先発で苦しむ機会は少ないと思います。がしかし、大きなトラブルが発生した場合はローテ崩壊の危機も。
先発陣が充実しつつあるのは確かですが、まだまだ安泰な陣容でないことは肝に銘じなければいけません。
ブルペン陣
選手 | ERA | IP | BB | SO | WHIP |
---|---|---|---|---|---|
ライデル | 2.06 | 48 | 10 | 59 | 0.75 |
岩嵜翔 | 4.17 | 45.1 | 11 | 56 | 1.06 |
ロドリゲス | 3.65 | 61.2 | 38 | 61 | 1.52 |
福敬登 | 3.18 | 45.1 | 15 | 38 | 1.15 |
谷元圭介 | 2.01 | 22.1 | 1 | 18 | 1.07 |
田島慎二 | 2.45 | 18.1 | 6 | 22 | 1.15 |
藤嶋健人 | 1.59 | 51 | 13 | 38 | 0.94 |
清水達也 | 2.25 | 4 | 4 | 1 | 2.25 |
山本拓実 | 6.43 | 14 | 8 | 12 | 1.71 |
森博人 | 3.00 | 12 | 9 | 15 | 1.67 |
祖父江大輔 | 2.59 | 48.2 | 9 | 30 | 1.40 |
ブルペン陣の総括
守護神のライデルが今季はキューバ代表で離脱する必要がないのはやはり大きい。体力面にまだ不安は残しますが、ライデルがフルシーズンでどのような数字を残すのかは楽しみなポイントです。
一方、問題となりそうなのは又吉が抜けたセットアッパー。祖父江や谷元といったベテランが元気なら勝利の方程式も計算しやすくなるのですが、衰えも充分あり得る年齢なので過信は禁物。若手たちの突き上げはあまり芳しくないので、基本的に昨季とほぼ同じメンバーとなりそうなのは正直不安です。
ベテランの衰えが先に来るか、それとも若手の台頭が間に合うのか。どちらに転ぶかでドラゴンズの低空飛行の行く先が変わるかもしれません。
追記(3/12)
全体的に調整が遅れており、特に祖父江は右肩の違和感で開幕は絶望的。清水や森などの若手陣や今季から先発に転向するロドリゲスなどを上手く活用してこの危機を乗り越えるしかない状況となっています。
追記(3/19)
当面の勝ちパターンはロドリゲス、岩嵜、ライデルで行くようです。