【ドラゴンズ】2025年の開幕スタメン＆ローテ予想

中日ドラゴンズ2025の開幕スタメン＆先発ローテーションを予想しました！

加えて、ベンチ野手＆ブルペン陣のメンバー予想や簡単な戦力分析も追記。また、編成はスタメン野手 8人・ベンチ野手 9人・先発投手 6人・ブルペン陣 8人で組みましたが、実際には多少増減する可能性があります。

• 選手末尾の「*」は左打or左投、「#」は両打を表現
• 成績は24年のものを記載

野手陣の開幕メンバー予想

スタメン

※ボスラーはMLBでの成績。

福永次第で変わる2つの布陣

今年のドラゴンズ打線の最注目は、何と言っても福永の二塁再挑戦。打線の火力が段違いに変わる可能性を秘めるため、まずは福永の起用法に視線が集まります。

• 二塁に福永がハマった場合
  代わりにコーナーへ打撃タイプを1人追加できるため、貧打解消への道がより拓けるかも。
• 三塁に福永が留まった場合
  二塁に守備型を起用。脆弱な先発陣を考慮すれば、二遊間の守備力を固めた方がプラスに働く可能性も。

自分の主張としては、やはり強打者を揃えたドラゴンズ打線が見たい。石川昂弥や中田らが共倒れに終わった場合、打力UPに繋がらない可能性も有していますが、守備を固めるより打撃タイプの打席機会を増やす方がメリットは大きいと考えます。フルでの起用とは行かずとも、ある程度の頻度で二塁・福永が用いられることを期待したいです。

3人目のコア打者の確立は？

細川と福永の活躍はマストとして、貧打解消のためには3人目のコア打者の確立も必須となるでしょう。二塁・福永が用いられた場合、打撃タイプの打席機会も増やせる訳なので、それも契機に確立を果たしたいところです。

理想はやはり昂弥の長打力復活かブライトの戦力化ですが、贅沢な注文を付けられる時ではないため、中田の復活や高橋周平の進化、新外国人・ボスラーの成功とかでも問題ないです。個人的な印象を言うと、昂弥が1つ抜け出していて、後は団子状態の様相を抱きますが、とにかく誰かが跳ねてくれることを祈っています。

ベンチ野手

捕手陣

木下の復調に期待しつつ、石橋か新人の石伊が台頭してくれるのが理想的な展開。木下次第では軸不在となりかねませんが、守備型の加藤、打撃型の宇佐見とオプションは有しているため、適材適所でやり繰りしながら、若手の台頭を促したいポジションです。

内野コーナー

昂弥・中田・周平がやってくれるかどうかのポジション。細川やボスラーを起用するオプションも有していますが、外野のバックアップと比べると、この3打者のポテンシャルの方がやはり上です。また、福永が三塁に留まった時は、出場機会が大幅に減ってしまう選手も出てくるでしょう。

二遊間

村松がレギュラーへ王手をかけているのは好材料で、相棒には散々触れてきた福永に期待したいです。一方で、田中幹也の本格稼働や龍空の意地による、激しいポジション争いを見たい気持ちも。どちらにせよ、ポジティブな気持ちで見守れるポジションになりつつあるのは、事実だと思います。

外野陣

岡林、細川で2枠は埋まっているため、問題は残り1枠。カリステや川越、板山ら併用要員は揃ってきたので、彼らのやり繰りで埋める策もありますが、やはり当面はボスラーやブライトに期待したいです。後、大島を入れる場所が中々見付けられず、大ベテランをどう起用するかも気になるところです。

投手陣の開幕メンバー予想

先発ローテーション

登板順での並びとなっています。

※マラーはMLBでの成績。

12球団の中でも下から数えた方が早いレベルとなっているため、やはり髙橋宏斗に次ぐ先発投手の確立が急がれる状況。個人的には、松木平・梅津・仲地・マラー・金丸の5投手に期待したいのですが……。

• 松木平優太
  新たなイニングイーターとして期待。ただ、対右の相性の悪さを踏まえると、指標の低下は免れない印象も受けます。
• 梅津晃大
  オフのメディカルチェックで少し気になる点が見付かったとのこと。軽症であることを祈ります。
• 仲地礼亜
  昨季の故障頻発が気がかりな一方、2軍では圧倒的な指標を示しているため、仲地の健康が最大の補強と期待しています。
• マラー*
  昨季から腕のアングルを改造中。最適なフォームとNPBへの適応を早期に身に付けてくれることを期待したいです。
• 金丸夢斗*
  昨春に患った腰痛の影響で、当面はスロー調整に。まだまだ先のある投手なので、大事に大事に使っていきましょう。

以上のように、5投手とも何かしらの懸念を抱えており、確実な要素を見出すのが難しい状況です。何れもクオリティは有す先発なので、成就すれば楽しみなローテを形成する未来が描けるのですが、こればかりは上手く事が運ぶことを祈るしかありません。

また、彼らの負担を減らすために、ベテラン勢やメヒアの奮起も必須なのですが、心許ない数字の数々。最低限、与四球率の低下だけは努めてもらいたく、後はバンテリンドームの恩恵を受けながらのイニング消化を期待するしかないでしょうか。

ブルペン陣

※ウォルターズはAAAでの成績。

マルティネスが抜けたとはいえ、松山、清水とトップクラスの日本人リリーバーがまだ2人います。それに加え、勝野の復調や橋本のハイレバレッジ化が叶えば、それほどマイナスには至らないブルペン陣になると期待しています。ただ、上記の松山から橋本までの6枚に関しては信頼を寄せている一方、それ以外のリリーバーが抱える物足りなさは否定できません。

岩嵜の安定化や梅野の覚醒辺りには期待したいですが、もう少し他の材料が出てきて欲しいところ。場合によっては上記に記載した根尾のように、先発から漏れた投手のリリーフ化も検討すべきだと思います。主力リリーバー陣への信頼は再度強調しますが、トラブルが相次いだ時には、ブルペン瓦解の危険性を有している点も留意しておきたいです。