【阪神】2024年オフの戦力外候補を予想

阪神タイガース2024オフの戦力外候補を予想しました。

戦力外通告で挙がるかもしれない候補だけでなく、自由契約の可能性もある外国人やベテラン選手も同様に扱っています。

• 年齢は11/30時点のもの
• 可能性は高 A＞B＞C 低の順
• Dは育成落ちによる自由契約の可能性あり

※退団が確定した選手は「【プロ野球】2024-2025オフの移籍情報」にまとめてあります！

投手の戦力外候補

投手は先発タイプと中継ぎタイプに分けて見ていきます。

先発投手

鈴木勇斗・森木大智

まだ若手ではあるものの、鈴木勇、森木の21年ドラフト上位コンビがかなり心許ない立場に。両者とも先発で期待されていましたが、現状は2軍でも不安定なリリーフに留まっています。流石に見切るのはまだ早い気もしますが、育成落ちなどの措置は十分考えられるでしょう。

下村海翔

4月にトミー・ジョン手術を受けており、本格的な投球の再開は夏頃に。23年のドラ1とはいえ、一度育成落ちとなる可能性が高いと見ています。

中継ぎ投手

加治屋蓮

ここ数年のブルペンを支えてきた投手であり、マルチな役割を担える力量はまだ感じるものの、年齢等を踏まえると切られやすい立場に映ってしまいます。

岩田将貴

今季は2軍でかなり優れた指標を残しており、後半戦のニューカマーとして密かに注目していたのですが、一向に昇格する気配なし。流石に戦力外は勿体ないレベルに感じますが、ここまで使われないところを見ると、現役ドラフトなどで退団の可能性もあるでしょうか。

湯浅京己

不調の原因は投手泣かせの難病「黄色靱帯骨化症」だったようです。福(中日)や三嶋(DeNA)などの症例から1軍レベルまでに戻すのは可能な病となっていますが、感覚を取り戻すのに時間を要するため、具体的な復帰時期は読みにくいところ。球団としてもある程度待つ用意はしていると思いますが、一旦育成落ちとなるかもしれません。

野手の戦力外候補

野手は捕手、内野手、外野手と、ポジション別に分けて見ていきます。

捕手

ここ2年ほど全く選手を入れ替えていないポジションですが、梅野・坂本2枚体制の現状や3番手以降の物足りなさを見ると、そろそろ補強が必要な頃合いに。そうなると1人削る可能性が高くなり、片山や長坂辺りが挙がってくるでしょう。特に、片山は2軍で打力をアピールしているものの、昨季から一度も上に呼ばれておらず、かなり危うい立場に映ります。

内野手

高卒5年目以内の選手が三分の一を占める一方、中堅以降の選手たちは全員何かしらの役割を担っているため、明確な候補が非常に見えづらいポジションに。とは言え、マイナス要素が複数見受けられる内野陣となっており、出来ればテコ入れしたいポイントとなっています。

人員整理が必要となった場合は遠藤や熊谷、糸原辺りが挙げられるのかなと見ていますが、誰が1番危ういかは現段階で読みづらい印象を受けます。

外野手

井上、野口、井坪と右打ちの外野手には有望株が揃っているため、中堅組は彼らより更にアピールが必要なのですが、中々1軍で結果を残せていないのが現状です。特に、高濱は22年オフに加入してから、まだ一度も上に呼ばれていないので、かなり危うい立場と言えるでしょう。また、豊田は2軍の指標が良いので、キープの線も十分あるのかなと見ていますが、枠を空けたい場合にはこちらもバッサリと行かれる可能性は否定できません。