ヤンキース2024の開幕メンバーを予想しました!
- 選手末尾の*は左打or左投、#は両打
- ()付きはマイナー契約の選手
野手陣の開幕メンバー予想
※wRC+はFanGraphsから引用。
開幕スタメン
順 | 守 | 選手 | 打席 | 打率 | HR | wRC+ |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2B | トーレス | 672 | .273 | 25 | 123 |
2 | RF | ソト* | 708 | .275 | 35 | 155 |
3 | CF | ジャッジ | 458 | .267 | 37 | 174 |
4 | 1B | リゾ* | 421 | .244 | 12 | 100 |
5 | DH | スタントン | 415 | .191 | 24 | 89 |
6 | LF | ベルドゥーゴ* | 602 | .264 | 13 | 98 |
7 | SS | ボルピー | 601 | .209 | 21 | 84 |
8 | C | ウェルズ* | 75 | .229 | 4 | 97 |
9 | 3B | バーティ | 424 | .294 | 7 | 103 |
昨年はジャッジ、トーレスとその他諸々との印象も受けましたが、そこに新たなコアとしてソトが加わったのはやはり大きいです。ジャッジとソトの二大巨頭がいてくれるだけで、ある程度のクオリティは確保されるでしょう。
後は、ルメイヒューやリゾ、スタントンといったベテラン勢が健康を保てるのか、そしてボルピーやウェルズ、ペラザら若手たちが数字を伸ばせるのかの2点。若手の成長次第では伸び代もある一方、ベテランの故障が相次げばコア以外瓦解もあり得る状況です。どう転ぶかは当然分からず、期待と不安が入り混じるラインナップとなっています。
ベンチ野手
守 | 選手 | 打席 | 打率 | HR | wRC+ |
---|---|---|---|---|---|
C | トレビーノ | 168 | .210 | 4 | 58 |
OF | グリシャム* | 555 | .198 | 13 | 91 |
UT | カブレラ# | 330 | .211 | 5 | 60 |
UT | J.ジョーンズ | 11 | .200 | 0 | 57 |
IF | (K.スミス) | 146 | .185 | 5 | 49 |
OF | ペレイラ | 103 | .151 | 0 | 23 |
OF | (アレン#) | 28 | .217 | 1 | 125 |
捕手陣
ウェルズがMLBで好スタートを切ってくれたのは大きな収穫。トレビーノの状態には不安が残りますが、ウェルズの成長とトレビーノの復調が合わされば、球界屈指の捕手デュオを見られるかもしれません。
内野陣
ルメイヒューやペラザが故障で出遅れとなる中、バーティを緊急補強。カブレラらも控えており一応の穴埋めは出来た形ですが、クオリティ面はやはりルメイヒューらの復帰次第となりそうです。
外野陣
グリシャムレベルが控えにが回っており、しかも夏頃にはドミンゲスが復帰予定と、ダブつく未来が予想されている状況。ドミンゲスが順調に復帰できれば、誰かが弾き出されるのは確実であり、そこの人選にも興味をそそられます。
投手陣の開幕メンバー予想
先発ローテーション
選手 | IP | ERA | K% | BB% |
---|---|---|---|---|
コーテズ* | 63.1 | 4.97 | 25.2 | 7.5 |
ロドン* | 64.1 | 6.85 | 22.4 | 9.8 |
ストローマン | 136.2 | 3.95 | 20.7 | 9.0 |
シュミット | 159.0 | 4.64 | 21.5 | 6.6 |
ヒル | 右肘手術でMLB登板0 | |||
ビーター | 今オフ40人枠入り | |||
ウィーバー | 123.2 | 6.40 | 19.4 | 7.1 |
エースのコールとシュミットのイニングイートぐらいしか確実な計算は出来ないと思っていたところに、コール離脱の悲報が。最悪の事態は避けられたものの、大きな痛手となりそうです。頼みの綱としたいロドン、コーテズ、そして新加入のストローマンは昨年故障に悩まされており、健康面がやはり懸念されます。彼らの稼働次第でコールの穴を最小限に抑える可能性も残ってはいますが、成否は蓋を開けてみるまで分からないというのが現時点での印象です。
一方、主力以外ではTJ手術明けのヒルや40人枠入りしたばかりのビーターが好調なのは不幸中の幸い。ウォーレンやハンプトンら楽しみな若手も控えているため、ローテ瓦解までには至らないと見ています。とは言え、チャンピオンを狙うチームにしては懸念が多く、かなり心許ないローテとなっています。
ブルペン陣
選手 | IP | ERA | K% | BB% |
---|---|---|---|---|
ホームズ | 63.0 | 2.86 | 27.1 | 8.8 |
ロアイシガ | 17.2 | 3.06 | 8.7 | 1.5 |
ファーガソン* | 60.1 | 3.43 | 25.9 | 8.5 |
ハミルトン | 58.0 | 2.64 | 28.9 | 10.9 |
V.ゴンザレス* | 33.2 | 4.01 | 22.2 | 7.4 |
バーディ | 3.0 | 9.00 | 26.7 | 20.0 |
ウィーバー | 123.2 | 6.40 | 19.4 | 7.1 |
ビーター | 今オフ40人枠入り | |||
マリナッシオ | 47.1 | 3.99 | 27.3 | 13.2 |
ポティート | 右肘手術でMLB登板0 | |||
N.ラミレス* | 40.2 | 2.66 | 16.3 | 5.2 |
モリス | 8.0 | 6.75 | 23.7 | 15.8 |
(D.サンタナ) | 10.2 | 5.91 | 24.0 | 14.0 |
昨年のブルペン陣は防御率こそMLB全体1位でしたが、少し運に恵まれた印象も受けるため、評価に迷う部分もあります。ファーガソンらの補強でアップグレードを図っていますが、既存の投手たちの奮起も必要と言えるでしょう。特に、ロアイシガは不安を残すままシーズンを終えてしまったので、そこから復調できるのか注目が集まりそうです。
また、コアリリーバーたちが揃ってオフにFAとなるため、来季以降のへの備えも考えておきたいところ。ブルペン整備に強みがあるチームなので、杞憂に終わるかもしれませんが、今季のうちに新たなコア候補を発掘しておけば、より安心できるように感じます。
故障者リスト
ケインリー
23.09 右肩の炎症。予定より調整が遅れており開幕には間に合わない見込み。
ルメイヒュー (IF)
24.03 右足の骨挫傷。当初は間に合うと見ていましたが、炎症も見られるため開幕は回避。
ペラザ (IF)
24.03 右肩の張り。復帰時期は5月初旬の見込み。
コール (SP)
24.03 右肘の痛み。手術は回避となり、10~12週間でローテに復帰できる見込み。
ドミンゲス# (CF)
23.09 トミージョン手術。復帰時期は6or7月頃の見込み。
エフロス (RP)
22.10 トミージョン手術→23.12 腰の手術。復帰時期は6月頃の見込み。
トリビーノ (RP)
23.05 トミージョン手術。復帰時期は夏頃の見込み。